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お酒のいろはにほへと

人の技と自然の力

いい水、いい米、そして優れた人の技。これらの要素がすべて揃わなければ、極上の銘酒は、生まれない。美味なる酒は、福岡で生まれる。酒造りという文化が花開いた、全国有数の酒どころ福岡。珠玉の雫が今日も生まれます。

500年の歴史を誇る「博多焼酎」っちゃなんね?

福岡は清酒どころ。だから米焼酎も清酒取り焼酎もある。

pic_09.png筑紫・背振・耳納などの産地を源流に、玄界灘・周防灘・有明海へそそぐ筑後川・矢部川・遠賀川・山国川といった河川が平野部に肥沃な大地を形作ってきた福岡県。
肥えた土地は豊かな農作物を生みだし、名醸地として全国にも名を馳せました。だから米焼酎はお手のもの、清酒づくりの細やかな品質管理が焼酎にも活きて、繊細な味わいが醸されています。
さらに清酒そのものを蒸留した"清酒取り焼酎"も知る人ぞ知る博多焼酎の一ジャンルなのです。

500年の歴史を誇る「博多焼酎」っちゃなんね?

麦100%麦焼酎の元祖はどっちだ?

pic_10.png1970年頃までは酒は米麹で醸すのが常識。
しかし麦焼酎と謳うならすべて大麦で麦焼酎をつくろうと福岡で挑戦が始まりました。
大麦麹の製造に着手して四年が経った1975年、ついに麦100%麦焼酎が完成。
焼酎好きの間で「福岡が先か、大分が先か?」と"綱引き"のネタになるほど、福岡は麦100%麦焼酎の先進県。もちろん現在の博多焼酎も麦焼酎が主流です。

500年の歴史を誇る「博多焼酎」っちゃなんね?

胡麻、にんじん、緑茶、ひまわりなどなど、色んな味があるんだな。

pic_11.png福岡県は、豊かな水と土地が育む農作物に恵まれた所。
その大地の恵をもとに、いろんな原料を使った焼酎がつくられています。
米・麦・そばに加えて、全国的にも有名な胡麻焼酎やにんじん焼酎、八女名産の玉露を使った緑茶焼酎、さらにはひまわり焼酎や芋焼酎も。
個性豊かに多種多彩な原料で醸されるのもまた、博多焼酎の大きな魅力なのですね。

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