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お酒のいろはにほへと

人の技と自然の力

いい水、いい米、そして優れた人の技。これらの要素がすべて揃わなければ、極上の銘酒は、生まれない。美味なる酒は、福岡で生まれる。酒造りという文化が花開いた、全国有数の酒どころ福岡。珠玉の雫が今日も生まれます。

博多焼酎学大全

麦100%麦焼酎の元祖はどっちだ?

pic_10.png1970年頃までは酒は米麹で醸すのが常識。
しかし麦焼酎と謳うならすべて大麦で麦焼酎をつくろうと福岡で挑戦が始まりました。
大麦麹の製造に着手して四年が経った1975年、ついに麦100%麦焼酎が完成。
焼酎好きの間で「福岡が先か、大分が先か?」と"綱引き"のネタになるほど、福岡は麦100%麦焼酎の先進県。もちろん現在の博多焼酎も麦焼酎が主流です。

博多焼酎学大全

胡麻、にんじん、緑茶、ひまわりなどなど、色んな味があるんだな。

pic_11.png福岡県は、豊かな水と土地が育む農作物に恵まれた所。
その大地の恵をもとに、いろんな原料を使った焼酎がつくられています。
米・麦・そばに加えて、全国的にも有名な胡麻焼酎やにんじん焼酎、八女名産の玉露を使った緑茶焼酎、さらにはひまわり焼酎や芋焼酎も。
個性豊かに多種多彩な原料で醸されるのもまた、博多焼酎の大きな魅力なのですね。

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身近に楽しめる「地酒」博多焼酎のこれから

pic_12.png米・麦・清酒粕・そば・胡麻・にんじん・緑茶・芋などなど、原料の幅広さが特徴である博多焼酎は、とっても身近なそれでいて歴史のある「地酒」です。
さて、これからの博多焼酎に新たな仲間として吟醸酒粕のもろみを蒸留した「吟醸粕取焼酎」が加わってきました。吟醸酒のフルーティな香りが活きた華やかな粕取焼酎です。
また原点である古式蒸留の粕取焼酎も復活され、昔なつかしい味として愛飲されています。新旧様々な味わいが楽しめる博多焼酎、そのこれからにもう一献、お付き合いください。

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